こんばんは、新盛です!
中学生の頃、体育の授業や運動時に半袖のTシャツをズボンの外に出していると、先生から
シャツをしまいなさい!!
と注意された方も多いのではないでしょうか?
当時は大人の言うことは全て正しいと思っていたので、シャツインを実践していました。
ちなみに、シャツインとは半袖のシャツの裾をズボンにしまうことで、こんな感じになります。

このシャツインに関して、興味深い記事を1つ見つけましたのでご紹介させていただきます。
運動着の裾、出してもいい? 暑さ対策、理科教諭が実証 /朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL9444FXL94UBQU00C.html
以下、記事内文章の抜粋です。
実証したのは前橋市内の中学校で理科を担当する富田尚道教諭(61)。6~7月、インとアウトの生徒で、それぞれ2人ずつで運動した後にサーモグラフィーカメラで撮影して比較した。
運動の2分後、アウトの生徒の上半身部分のほとんどが体温27~31度で、インの生徒よりも4度前後低かった。
インだと熱がたまりやすいが、アウトは風通しが良いため、熱を逃がしやすくなり、この差が生じると考えられるという。
詳細は記事をご覧ください。
4人(少人数)を比較した試験なので何とも言えませんが、シャツインすると熱がこもるイメージは何となく分かりますし、自身も運動時にシャツインすると暑いと感じます。
さて、話は変わりまして、ここからは運動時のシャツインに対する私の考えを書きます。
※気温が28℃以上、湿度が70%程度の暑熱環境下を想定しています
結論
・基本的にはシャツアウトを推奨・シャツアウトが競技力低下に繋がるのであれば 大会時のみシャツイン・本人がシャツインを希望するのであればシャツイン
まず、基本的にはシャツアウトを推奨します。
前述の記事や私の体感的にも、シャツアウトをした方が涼しく、熱中症の予防にも繋がるからです。
また、運動指導をする上で一番大切なのは、選手の身の安全を守ることなので、基本的にはシャツアウトを推奨します。
しかし、シャツアウトをすることにより競技パフォーマンスの低下に繋がる可能性がある場合もあります。
例えば、風が強い時にシャツアウトをしながらランニングをし、裾が風が吹いている方向に流され、わずかながら自身の体重がその方向に持っていかれる可能性もあるかもしれません。
私の勝手な想像なので、ほとんどないかもしれませんが(笑)
このように、本人にとってもしシャツアウトにより競技パフォーマンスの低下に繋がるような要素になるのであれば、シャツインを推奨します。
そして最後に、選手本人がどうしてもシャツインを希望するのであれば、シャツインをさせます。
私自身、走幅跳の練習の際、背中に砂がつくのが嫌という理由から、シャツインして練習していました。(一時期ですが)
また、中学生の頃は普段からシャツインして練習していたので、高校に上がってシャツアウトしての練習の際、走りの感覚的に違和感を感じていました。
このように、選手本人の感覚でしか分からない理由で、選手本人がシャツインをするのであれば、無理にシャツアウトを勧めません。
ということで、暑熱環境下の運動時のシャツインに対する私の考えは、
・基本的にはシャツアウトを推奨・シャツアウトが競技力低下に繋がるのであれば 大会時のみシャツイン・本人がシャツインを希望するのであればシャツイン
となります。
皆さん運動時はシャツイン派、シャツアウト派どちらでしょうか?
あとがき
今年度に入って私服を着た回数は3回です。
4回目はいつになるかな、、