こんばんは、新盛です。
現在私たちが住んでいる世界では、“時間”は誰しも平等に与えられています。
「みんなは1時間経過しているところを、私は10秒しか経過していない」なんてことは、ドラゴンボールの精神と時の部屋に入らない限りあり得ません。
私が学生時代の頃は、授業を受けて、部活をやって、みんなと楽しく過ごして、、という日々が永久に続くものだと思っていましたが、学生時代を終えてみると、案外あっという間に終わってしまったような気がします。
今回は部活動に取り組める時間を考えるということで、「高校1年生の間に、部活動に取り組める時間」を例にブログを書きます。
~目次~
1.高校1年生の総時間2.総時間中、部活動に取り組める時間3.数値を見て考えたこと
1.高校1年生の総時間
今回は、高校1年生の総時間を考えるので、
24時間×365日=8,760時間
つまり、高校1年生の総時間は8,760時間です。
誰がどうあがこうと、この時間は変化することはありません。
2.総時間中、部活動に取り組める時間
部活動に取り組む時間は、各組織や選手によって異なるので一概には言えません。
したがって、スポーツ庁が発表している「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」に基づき、部活動に取り組む時間を計算します。
運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン – スポーツ庁
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/1402678.htm
ガイドライン中のp5には、
○学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける。(平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日(以下「週末」という。)は少なくとも1日以上を休養日とする。週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。)
○1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末を含む)は3時間程度とし、できるだけ短時間に、合理的でかつ効率的・効果的な活動を行う。
と記されています。
つまり、1週間の間に部活動に取り組める時間は、11時間となります。
1年の週間は約52週ですが、お盆休みと正月休みを2週間分引き、50週で計算することとします。
すると、1年間で部活動に取り組める時間は、11時間×50週=550時間となります。
高校1年生の総時間は8,760時間高校1年生で部活動に取り組める時間は550時間
つまり、1年の総時間のうち、部活動に取り組める時間は、約6.3%です。
※あくまでガイドラインにのっとった形で計算したので、組織によってこの割合は異なります。多い組織もあれば、少ない組織もあります。
3.数値を見て考えたこと
1年間で部活動に取り組む時間が550時間
1年間の総時間に占める部活動に取り組む時間が約6.3%
私はこの数値を見て、6.3%の時間をどのように有効活用するかも大切ですが、残りの93.7%をどう過ごすかも大切であると考えました。というか、考えています。
極端な例ですが、練習後のケアを全くせず、食事の栄養バランスを気にせずに食事を摂り、浴槽につかることなくシャワーを浴び、スマホをいじりながら夜更かしをして睡眠時間は5時間程度、、
なんて生活習慣を送っていると、非常に抽象的な表現ですが、回復が追いつかずに練習の効果が薄れるばかりか、ケガに結びつく可能性が高いです。
6.3%の時間でなるべく適切なプログラムを組んでいたとしても、その他の93.7%の時間の使い方のせいで、台無しになってしまいます。
したがって、目標としている結果に結びつけるために、練習時間以外の93.7%をどのように過ごすかが大切であると考えています。
「あの強い選手はテキトーに生活してるし遊んでますよ(笑)」と言う方もいるかもしれませんが、「もしその強い選手が93.7%の時間を、パフォーマンス向上のために生活を送っていたら、更に強くなるかもしれない」という視点で考えてみてはいかがでしょうか^^
まとめ
今回は、「高校1年生の間に、部活動に取り組める時間」を例に、部活動に取り組むことのできるおおよその時間を計算してみました!
学生の皆さんは、学校から配布される行事予定や競技日程を照らし合わせ、「自分はあと何時間部活に取り組めるのか」を1度計算してみてはいかがでしょうか?
すると、1回1回の部活動の時間に対し、真剣に取り組めるようになる、、はずです(笑)
時間がある方は、ぜひ計算してみてください^^
あとがき
私は高校生時代、93.7%の時間で何をやっていたか、、、
・授業受ける
・宿題
・ブログ更新
・風呂で熱唱
・友達とカラオケ
うーん、、、
パフォーマンス向上のための勉強と、ケアをもう少し入れておけばよかったと後悔しています(笑)
あと、治療をしてくれる人、体力を高めてくれる人、技術指導をしてくれる人、食事のアドバイスをくれる人を探し、専門的なアドバイスを貰えるように行動しておけばよかったです、、